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今晩は、ボッシーです。

以前の記事で書いたように約30年近くゲームは私の傍らにありました。

面白いゲームも面白くないゲームもありました。

少しスカイリムがなぜ面白く感じたのかを考えてみたいと思います。

元々洋ゲーが好きだったので色々揶揄されがちな面も特に気にはなりませんでした。

例えば少し説明不足であったり、主人公が余りにしゃべらない(声が当てられていない)ため魅力がない、最初は異常に厳し目なのにある節目を越えれば超ヌルいゲーム(特に戦闘面)となる、バグが多い等々。

誤解を恐れずに言えば洋ゲーなら当たり前のことばかりです。

ゲームも映画や本と同じで作品である以上作った人間たちの文脈を理解した方が楽しめるに決まっています。

ドラクエやファイナルファンタジーでRPGを認識していてもスカイリムは楽しめません、そもそも大きなRPGという括りのなかでも全く違う世界観を作ろうとしているはずです。

私見ですがドラクエやFFなどは物語を楽しむRPGであり、スカイリムは勇者シミュレーター(笑)というRPGなのだと思います。

ストイックなまでにシミュレーターとしての作りに凝っています。

世界観は様々な神話体系やファンタジー物語を取り込んでいますが、タムリエルという一貫した世界を偏執的なまでに描きこんでいます。

しかもその一つ一つが重要な意味を持つかというとそうでもなく、世界観の理解を深められるような情報がさりげなくそこかしこに散りばめられているだけでそれにアクセスするかどうかまでプレイヤーの意思に委ねています。

おかげでXBOX360版でプレイしていた時はウルフリック・ストームクロークですら私の中ではモブキャラの一人程度の認識でした。

でもそれは逆にリアルであるといえないでしょうか。

敢えて個性を削ぎ落とした主人公が自分の足で歩き回り、NPCと話し経験したクエストの内容のみが世界観を形作っていく過程はあたかも人間の人生のようだとも思えます。

そこに神の視点はなくどこまでも主人公を通じて自分の主体性を反映させることができます。

主人公の成長(レベルアップ)に関してもそうだと思います。

スカイリムではその時に取った行動に応じて関連スキルが上昇するという手法です。

最終的にアルドゥインを倒すためにはドラゴンレンドを習得する必要がありますが、それも前提の能力があるわけでもなくストーリーの進行に従い教えてもらえます。

方法はなんでもいいんです、ダメージを与えられるなら剣でも弓でも魔法でも、試してないですが素手でもアルドゥインを倒せるのではないでしょうか。

このレベルアップの手法は新しくもなく、かなり以前からよくあるレベルアップの方法です。

私もこの方式に初めて触れたのはスーファミ版のダンジョンマスターでしたし。

忍者スキル上げるためにとにかく手持ちのアイテムを敵に投げまくってたのもいい思い出です。

なんだかまた着地点を見失っているような気がしないでもないですが・・・。

一言では言えませんし、なんだか『とにかく自由度が高い』という言葉では表しきれないですがスカイリムの楽しさはそこんところにあるんではないでしょうか。

あとはプレイした人数分の違ったドヴァキンがいます。

他のプレイ日記などを見ていてもそれぞれの理解のドヴァキンが沢山いて妄想設定見ているだけで楽しめます。

MODも非常に楽しめる要素を多く含んでいますが、やはり本体の世界観ありきのはずです。

エロMODは確かに私のエロ世界を変えていますけどね。

洋ゲーと一括りにしましたが、日本にだって20年くらい前に既に同様のゲームはありました、アートディンクのルナティックドーンというゲームでした。

当時の技術では世界観を描写しきるのに容量が追いついていませんでしたが(数十MBのハードディスクが何万円とした時代)。

なんだか取り留めのない話になってしまいましたが、余談でした。

ss3575.jpg

ほんとどうでもいいんですがストッキングして尚且つ靴下はいているシチュエーションにグッときます。

もっとキチンとスカイリムの良さを伝える方法ないのかなぁ。

レッツ平和のスカイリム・・・だといいなぁ。
  1. 余談
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